キャンプ地

ゲームについて好きなように語る場所。ネタバレ配慮なし。

2019年7月から2020年2月まで遊んだゲームの感想

My Nintendoで履歴を見れるようになっているので備忘録。

一つを除いて現時点でクリア若しくは満足するまで遊んだなと感じる物のみ。

全部Switchなので酷使しているなと思う。

スマホの買い切りゲーとSteamはキリがないので無し。

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思い出の中でじっとしといてくれ

先頃公開されたポケモンダイレクトでダイヤモンド・パールのリメイクが発表された。
リメイク版はブリリアントダイヤモンドとシャイニングパールだとか。
英字以外だとブリダイとシャイパって略すんですかね。
前者はブリガンダイン思い出すし語感悪すぎて笑ってしまった。

私は所謂ダイパキッズ(今はもうダイパおばさんかもしれない)と呼ばれる世代だ。
DP以降の本編はUSUM以外は全てやったが、思い出補正がかかって今でもDPが1番最高だと思っている。
そのため、リメイクが発表された瞬間は歓喜した。
Switchでまたあの世界を冒険できるとワクワクした。

だが、ゲーム映像が出た瞬間に落胆した。
剣盾発売以降にBDSPを発表したのは悪手だったとしか言いようがない。
動画に出てきたのは夢島リメイク以下の3Dモデルだったのだ。
なんだあの異様に光っているグラフィックは……。
それをゲーフリが自社制作したのならまだ良かったが、よりによって外注だという。
まさか本編を、リメイクとはいえ25周年の節目に出すものを外注するとは思わなかった。

よく懐古厨が望むのは当時のゲームそのものであってリメイクではない、みたいなことが言われる。
たしかにそうだろう、思い出補正は凄まじいためそれをリメイクで汚されたように感じるのも無理はない。
だがこのリメイクは無いだろう、と個人的思ってしまうのだ。
私はリメイクの発表が確定された瞬間に、剣盾のグラフィックでシンオウ地方を!? と期待してしまった故に落胆が激しかった。
DPは直後にHGSSの神リメイクを出されたし、ORASは当時の本編に合わせた基準のグラフィックになり、ピカブイは今までよりも進化したモデルを与えられた。
そのリメイクの奇跡を見てきたからこそ、じゃあBDSPも剣盾並のものが!! と期待するのは仕方がないこと(かもしれない)
そこまでの期待を抱かなかった人からすれば、たかがリメイクに高望みし過ぎだと鼻で笑われるかもしれないが。
けれど好きなゲームだからこそ期待してしまうものなのだ。

加えてレジェンズの発表が同時にされたことも今回のリメイクへの不満の一因である。
レジェンズのグラフィックは素晴らしい。
BotWのようなフィールドでポケモンを遊べるようだ。
フォロワーゲームにポケモンが参戦かと思うと胸が熱くなるし、ゲーフリが新たな挑戦をしてまだ見ぬ次世代の本編が進化していくのだろうなと思うとワクワクする。

だが、DPリメイクは外注でレジェンズはゲーフリ制作ということに得心がいかない。
リメイクに力を入れるほどでもないと、DPリメイクはレジェンドズの前座だから外注でいいやと、まるでゲーフリにDPを見放されたように感じてしまった。
仕方が無いと頭では理解できても心が納得してない。
そんな複雑なオタク心で悶々としてはや数時間が経つ。

きっと自分はポケモンスナップ新作もBDSPもレジェンズも全て買うだろう。
単純なオタクだから全て楽しむだろうし、リメイクの情報が公開されるごとに今日の落胆した気持ちは忘れていくだろう。
まさか、グラフィックを安っぽい3Dに置き換えただけにしか見えない外注のリメイクを出すとは、という衝撃も忘れてしまう。
思い出の中でじっとしていてくれとDPに願う日が来るとは思いもしなかった。
とてもつらい。

おわり