キャンプ地

ゲームについて好きなように語る場所。ネタバレ配慮なし。

OZMAFIAについていろいろと(1)

OZMAFIAについて思ったことを全て記録しておきたいくらいには熱と入れ込みようがすごいので、備忘録としていろいろ書いていくシリーズ。

 

 

フルコンプに至るまで

自分語りをさせてくれ。

私がOZMAFIA!!-vivace-を手にしたのは2年前のこと。

その時点で乙女ゲームプレイ歴はときメモGS3を何周かしただけというペーペー状態。

今思えばこのゲームを乙女ゲームについての固定観念がない状態でプレイできたことは幸か不幸かと……考えてみるとそれはよかったことだと、今ではそう感じます。

つまり私の中での乙女ゲーム的な地雷は少ないってことですしね。

購入するうえで様々なレビューを読んだ時点で人を選ぶゲームだと評価されていましたが。

(ただ、私のプレイスタイルは主人公ちゃん=フーカちゃんのモンペをするおせっかいおばさんなので、乙女ゲーム的地雷も何もあったものではないですけど)

 

プレイするにあたり初めに選んだのはキリエ。

次にGS3でいうところの宇賀神ミヨちゃん的な運命を感じられるのではないかとパシェを選んで騎士道ENDに大興奮。

そして娼館ルートで心が折れた結果2年間積んだ。積みに積んだ。

それから1ヶ月と半月ほど前に暇に飽かせて勢いにまかせてフルコンプしました。

エピローグの重さに胃がやられて、救済を求める貧民のごとくグランドフィナーレのために必死こいて各キャラのENDを埋める姿はさぞ滑稽だったでしょうね。

とはいえ辿り着いたグランドフィナーレで救われたかといえばそうではなかった。

情緒がぶっ壊れてしまい延々とオズマフィアについての考察をTwitterに垂れ流していました。

現在でもそうです。まさかブログに行きつくとは思わなかった。 

 

フルコンプ後、真相を知って思うこと

これはなんどもTwitterで言ってるんですけど、けれど何回でも拳を掲げて言いたいことがあって。

総括すると本当にこれはキリエのための物語だったんだな……と思う。

他の方の感想もいくつか閲覧させていただいたところ同じような感想を抱かれている方もいました。

以下、当時の私のツイートから正直な感想を。

 

・これはキリエと、あとはドロシーのための物語。

・この街はドロシーの想いを込めた箱庭で、住民たちはキリエも含めてその中で踊り続けるだけのお人形。

・ゲームの解答にマジレスをするなら、自分の分離体と恋愛っておままごとだし鏡遊びでは? けれどそれを言ったらオズ以外の面々との恋愛も自分が作り出した存在なんだから鏡遊びになる。

・ソウとの恋愛はおままごと。自分が作り出した者たちと精神体が恋愛することは人形遊び。

・なんでソウは娼館堕ちのフーカちゃんを助けてやってくれなかったんや……。

・ キミと描いたユメの痕⇒キミと描いたユメの先 で泣いた。

 

等々。いろいろありました。

特にドロシーが作り出した者たちと“恋愛ごっこ”をしていたことについてショックを受けていました。

それまで各キャラに抱いていた様々な気持ちが霧散して後に残るのは虚しさばかり。

なので情緒がぶっ壊れたんだなと思います。

ただ、それはすぐに立ち直りました。

いろいろと考えているうちにドロシーのことを好きになったので。

私は、フーカちゃんが好き。ドロシーが好き。キリエも好き。

だからグランドフィナーレという大団円には程遠い結末であっても「私が好きなキャラは表面上だけでも幸せになってくれたんだ」ということでいろいろと呑み込みました。

ただ呑み込み切れずに溢れ出してくる言葉はまだあるので、気持ちが落ち着くまではTwitterとここで発狂してるんだろうなぁ……と。

 

真相を含めてオズマフィアのことを好きなくせに、グランドフィナーレ後にプレイしたのはパシェルート騎士道ENDとソウルート両方のENDだけなんですけどね。

あのエピローグをもう一度見るには心構えが足りない。

 

おわり